デバイス確認版はLinux MLD 7の動作を確認するためのものです。
ダウンロードして Windowsから実際にインストールすることで、Linuxの起動の確認やビデオチップ、LANカードの認識状態を確認することができます。確認した後、Windows上で
アンインストールすれば簡単にもとに戻ります。
デバイス確認版はダウンロードのサイズをできるかぎり小さくするため、非常に多くのプログラムやデータが削除されています。このため実用的な構成にはなっていませんのでご了承ください。 Linuxの起動やX Window Systemの動作を確認して頂いた後は、アンインストールすることをおすすめします。
購入方法についてはこちらをご覧下さい。
正しく起動できない場合はトラブル対策をご覧下さい。
Loading Linux ...
と表示されます。
boot:
と表示された時に、例えばnousbを指定するのであれば
boot: linux nousb
と入力します。
kernel (hd0,0)/min7load/vmlinuz mldroot=1dd31c43 root=0701 ramdisk_size=8192 looproot=loop vga=791
initrd (hd0,0) .....
と表示されるので、kernelの行を選んで再度 e を入力します。
カーソルが vga=791 の後ろに位置されます。nousbオプションを追加するのであれば、以下のようにスペースを置いてnousbを追加します。Enterキーを押すと前の画面に戻りますので、ここで b を入力するとLinuxの起動が始まります。
kernel (hd0,0)/min7load/vmlinuz mldroot=1dd31c43 root=0701 ramdisk_size=8192 looproot=loop vga=791 nousb
ブートFDにはgrub.cfgという設定ファイルがあります。このファイルをWindowsの
メモ帳などで開いてオプションを追加することもできます。
Linuxが起動しない場合にはいくつかの原因が考えられますが、よく発生する問題
としてUSBドライバのハングアップ、APM,ACPI-BIOSの不具合、メモリーの誤認識
があります。それぞれ以下のオプションを付けることで問題を回避できることが
ありますので、試してみてください。
nousb :USBドライバーをロードしない。 apm=off :APMを使用しません。 acpi=off :ACPIを使用しません。 mem=xxxM :メモリー量をMB単位で指定します。
USB接続の場合 boot: linux bootdev=usb IEEE1394接続の場合 boot: linux bootdev=1394 PCMCIA接続の場合 boot: linux bootdev=pcmciaと指定します。USBコントローラはデフォルトではuhciドライバが使用されます。 お使いのPCのUSBコントローラが異なる場合は usbcオプションでコントローラを 指定してください。
ohciの場合 usbc=ohci USB2.0の場合 usbc=ehci
# shutdown -h nowと入力します。ACPIまたはAPMに対応した機種であれば終了処理を行った後、自動的に電源が切られます。自動的に電源が切れない場合は画面上に
system haltedが表示されたら、電源を切ります。 ブートFDを取り出してコンピュータを起動すれば、今までどおりWindowsが起動します。