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Linux MLD 5 障害・更新情報

○ hwclock のエラーメッセージが正しく表示されない不具合の修正

LANG=ja_JP.eucJP の環境で hwclock のエラーメッセージが正しく表示されません。
      $ /sbin/hwclock
      hwclock ? I/O ?????????????: iopl(3) ???????
      ?????????????? 
これは、util-linux-2.10o パッケージの clock/hwclock.c で
        setlocale(LC_MESSAGES, ""); 
とだけしているのが原因のようです。LC_MESSAGES だけでなく LC_CTYPE も setlocale する必要があります。
(2000/12/18 の修正パッケージ util-linux-2.10o-2jp_mlb4.i386.rpm では LC_ALL を setlocale する修正を 行いましたが、LC_NUMERIC も setlocale すると fr などのロケールで 不具合となるようなので再度修正しました。 ただし、C もしくは ja_JP のロケールでは問題ないと思われます。)

一時的対処としては
      $ LANG=C /sbin/hwclock 
と C ロケール で実行するか、または
      $ OUTPUT_CHARSET=EUC-JP /sbin/hwclock 
とします。

○ hwclock を一般ユーザ権限で動作させるには

MLD5のデフォルト状態では RTC ドライバは自動では読み込まれません。
/etc/modules.conf に
alias char-major-10-135 rtc
の行を追加する事で、RTC ドライバが自動で読み込まれる様になり ますので、一般ユーザ権限でも、RTCの読み込み等を行える様になります。

修正パッケージ

インストールの際には、スーパーユーザーになって、
# rpm -U ダウンロードしたファイル名
として下さい。

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