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Linux MLD 5 FAQ

S3 Savage IX ビデオチップで X が正しく起動できない問題について

S3 Savage IX ビデオチップを使った一部の機種ではXF86Configにnoaccelオプションを追加しないと正しく動作しない場合が あります。

この場合、以下のようにブートFDから起動して、XF86Configを再度設定にしてください。ディスプレイの確認画面でOKをクリックしなかった場合は起動時のランレベルが3に設定されています。
  1. ブートFDからLinuxをランレベル3で起動します。
        boot: linux 3
    
  2. コンソールの画面(ランレベル3)で起動して来るはずですので、rootでログインします。

  3. /mldinst/xsetupを修正し xconf にオプションの -noaccel を指定します。例えば以下のようになります。

    変更前
      /etc/X11/xconf/xconf -screen  1400x1050 -bpp 16 -keyboard jp
    
    変更後
      /etc/X11/xconf/xconf -screen  1400x1050 -bpp 16 -keyboard jp -noaccel
    
  4. xsetupを実行します。
        # /mldinst/xsetup
    
  5. ディスプレイの確認画面が表示されれば、OKをクリックします。

  6. Xを起動します。
        # startx
    
これで正しく動作すれば、Xの設定は完了です。以後はブートFDから Linuxを 起動すればstartxでXを起動できるはずです。
起動時にXを動かすには、マニュアル119ページを参考にデフォルトのランレベル を5へ変更して下さい。


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