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Linux MLD 5 障害・更新情報

○ curses アプリケーションを使用する場合の不具合の修正

curses を利用するアプリケーションを rxvt, kterm で使用するとき Back space キーが 正常に動作しない場合があります。TERMINFO データベースの kterm での キーコード定義に一部誤りがありました。
(xterm や gnome-terminal ではこの不具合はありません。)

修正パッケージ

アップデートは、スーパーユーザーになって、
# rpm -U ダウンロードしたファイル名
として下さい。


手動で修正するには、つぎのようにします。

1) kterm の terminfo の内容をテキストで取り出します。
	$ infocmp kterm > kterm.src
2) kterm.src をエディタで修正します。
kterm.src の内容は次のようになっています。 ( \ はバックスラッシュです。)
	#       Reconstructed via infocmp from file: /usr/share/terminfo/k/kterm
	kterm|kterm kanji terminal emulator (X window system),
		am, eslok, hs, km, mir, msgr, xenl,
	(中略)
		kbs=\177, kcub1=\EOD, kcud1=\EOB, kcuf1=\EOC, kcuu1=\EOA,
		kdch1=\177, kend=\E[4~, kf1=\EOP, kf10=\E[21~, kf11=\E[23~,
	(以下略)
14 行目の先頭にある
		kdch1=\177,
の部分を次のように修正します。
		kdch1=\E[3~,
3) TERMINFO データベースを更新します。スーパーユーザになって
	# tic kterm.src
これで完了です。

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