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Linux MLD III Q&A

Neomagic NM2200(MagicMedia 256AV)でXがVGA16になってしまう

NM2200はMLD IIIに付属のSVGAサーバーではサポートされていません。 すべての機種で可能とは限りませんが、 NM2200に対応した新しいSVGAサーバー(XF86-3.3.3)を試してみて下さい。
まず弊社ftpサーバーからXFree86-3.3.3 SVGAサーバー svga.tgz (1382957 byte) をダウンロードして下さい。
Windowsでダウンロードした場合はこのファイルをMLD IIIをインストールした ディスクのルートディレクトリーにおいて下さい。(例えばCドライブの場合は C:¥svga.tgz)

1 Xが動いているのであればまず
	# telinit 3
   でコンソールモードへ移行します。
	login:
  と表示されたら root でログインします。

2 ダウンロードしたファイルを展開して、/usr/X11R6/bin/XF86_SVGAと入れ替えます。
Windowsでダウンロードした場合は /bootfs にファイルがありますので、

	# tar zxf /bootfs/svga.tgz -C /usr/X11R6/bin

で入れ替えることができます。

3 /etc/X11/XF86Configファイルに以下の修正をして下さい。
Deviceセクションは複数ありますので SVGA Device のセクションであることを
確認して修正します。
/etc/X11/XF86Configのいくつかをコメントにします。

# Standard SVGA Device:
Section "Device"
    Identifier  "Generic SVGA"
#    Chipset "neomagic"   <-- ここから3行を#でコメントにする
#    VideoRam 1024
#    Clocks 25.2 28.3 40.0 65.0  
    Option "sw_cursor"
EndSection

Chipset等は新しいSVGAサーバーでは自動的に認識されます。

4 動作確認
	# ls -l /etc/X11/X
でリンクが/usr/X11R6/bin/XF86_SVGAである事を確認し。
	# startx
で動作確認します。

正しく動作すれば
	# telinit 5
でxdmのモードに戻ることが出来ます。