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Linux MLD III Q&ANeomagic NM2160(MagicGraph128XD)でXがVGA16になってしまう
NM2160を使用した一部の機種(PCG-767など)ではMLD IIIに付属のSVGAサーバー
では1024x768の解像度で表示できない場合があります。この場合は新しいSVGAサーバー
(XF86-3.3.3)を試してみて下さい。
まず弊社ftpサーバーからXFree86-3.3.3 SVGAサーバー
svga.tgz (1382957 byte)
をダウンロードして下さい。
Windowsでダウンロードした場合はこのファイルをMLD IIIをインストールした
ディスクのルートディレクトリーにおいて下さい。(例えばCドライブの場合は
C:¥svga.tgz)
1 Xが動いているのであればまず
# telinit 3
でコンソールモードへ移行します。
login:
と表示されたら root でログインします。
2 ダウンロードしたファイルを展開して、/usr/X11R6/bin/XF86_SVGAと入れ替えます。
Windowsでダウンロードした場合は /bootfs にファイルがありますので、
# tar zxf /bootfs/svga.tgz -C /usr/X11R6/bin
で入れ替えることができます。
3 /etc/X11/XF86Configファイルに以下の修正をして下さい。
Deviceセクションは複数ありますので SVGA Device のセクションであることを
確認して修正します。
/etc/X11/XF86Configのいくつかをコメントにします。
# Standard SVGA Device:
Section "Device"
Identifier "Generic SVGA"
# Chipset "neomagic" <-- ここから3行を#でコメントにする
# VideoRam 1024
# Clocks 25.2 28.3 40.0 65.0
Option "sw_cursor"
EndSection
Chipset等は新しいSVGAサーバーでは自動的に認識されます。
4 動作確認
# ls -l /etc/X11/X
でリンクが/usr/X11R6/bin/XF86_SVGAである事を確認し。
# startx
で動作確認します。
正しく動作すれば
# telinit 5
でxdmのモードに戻ることが出来ます。