【ホームページへ】 【Linux MLD III サポート】

Linux MLD III Q&A
loopデバイスのDISK I/Oを改善するためのカーネル

loopデバイス経由でのext2ファイルシステムのアクセスは2段階であるためどうしてもI/O性能が犠牲となってしまいます。そこでmdデバイスと同様にloopデバイスでもセクターを直接マップするように変更したカーネルを作成しました。IDEのディスクでディスクIOが遅い場合にはこのカーネルを試してみて下さい。残念ながらSCSIディスクの場合にはあまり効果はありません。
まず弊社ftpサーバーから vmlomap (484755 byte) をダウンロードして下さい。


1 ダウンロードしたファイルをCドライブの ¥mld3load に置いて下さい。
Linuxで作業している場合はWindowsからアクセスできるように/bootfsに
コピーして下さい。

2 Cドライブの ¥mld3load ディレクトリーに kernel.par という
カーネルのオプションを設定するファイルがあります。このファイルの
1行目にロードするカーネルのファイル名が書かれていますのでダウンロード
したカーネルのファイル名に変更します。

    c:\mld3load\vmlomap

と変更して下さい。

3 MS-DOSモードからLinuxを起動して動作確認します。

4 もし変更したカーネルで不具合がある場合は¥mld3load¥kernel.parを
もとに戻して下さい。