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Linux MLD III Q&A

LinuxでCDRを作成するためには

LinuxでCDRドライブを使うためにはCDRに書き込むためのアプリケーションが必要です。 ここではcdrecordを取り上げていますが、これ以外にもアプリケーションはあります。 まず弊社ftpサーバーから
cdrecord-1.8a15-2.i386.rpm (161342 byte)
cdrecord-mkisofs-1.8a15-2.i386.rpm (183385 byte)
をダウンロードして下さい。

Windowsでダウンロードした場合はこのファイルをMLD IIIをインストールした
ディスクのルートディレクトリーにおいて下さい。(例えばCドライブの場合は
C:¥) Linuxからは/bootfs以下にC:¥以下のファイルが見えるはずです。
8文字の名前に短縮されていますので、注意して下さい。

1 rootでログインします。

2 ダウンロードしたファイルをrpmコマンドでインストールします。
	# rpm cdrecord-mkisofs-1.8a15-2.i386.rpm
	# rpm cdrecord-1.8a15-2.i386.rpm

/usr/doc/cdrecord-1.8a15にドキュメントがインストールされます。
サポートされているCDRはここにあるREADMEファイルに記述されています。

3 CDRを焼くためにはまず ISO9660 フォーマットのイメージファイルを
mkisofsで作成します。/home/xxx以下をCDRにする時は
	# mkisofs -o cdimage.iso /home/xxx
で cdimage.iso というイメージファイルが作成できます。
-R オプションを付けるとRock RidgeのCDフォーマットで作成できます。
mkisofsには多くのオプションがありますので、manページを参考にして下さい。

4 イメージファイルをCDRに記録する。
CDRドライブは dev=SCSI-ID,LUN で指定します。この例では
SCSI-IDは2で、LUNは0です。CDRのSCSI-ID,LUNはdmesgコマンド等で確認して
下さい。書き込みのスピードは speed= で指定します。-dummy オプションを
指定すると実際にはCDRへは書き込みませんので、ディスクからの読み込みが
追い付いているか確認することが出来ます。
	# cdrecord speed=2 dev=2,0 cdimage.iso

CD-RWの場合は blank= オプションを使って消去を行うことが出来ます。
詳しくはcdrecordのmanページを参考にして下さい。