数値データ込保存と数値データ参照保存について

 Topazにおけるグラフの保存方法には、「データ込保存」と「データ参照保存」の2種があります。それぞれ一長一短であり、ベターな方を選択すべきです。
 
 
保存形式 特徴 長所 短所
データ込保存 数値データをグラフファイル中に埋め込んで保存します。 グラフファイル中に数値データを内包しているため、グラフファイルの移動、コピーを行っても、数値データを参照できます。 数値データを内包するため、グラフファイルは大きくなります。また、この形式で保管すると、常にグラフファイル中の数値データを参照し、元数値データは参照しません。したがって、元数値データが変更されても、グラフプロットされたデータには一切反映されません。
データ参照保存 数値データをグラフファイル中に埋め込まず、ファイル名のみ保存します。 数値データを内包しないため、グラフファイルは小さくなります。 数値データは、絶対パスあるいはグラフファイルからの相対パスで指定されたパスから読み込まれるため、グラフデータの移動、コピー時には数値データが参照できるよう注意する必要があります。