graph object

 オブジェクトの最高位に位置し、グラフ全体を管理します。Topazを起動するとgraphオブジェクトのインスタンスが1つだけ作られます。このインスタンスはTopazが終了するまで存在し続け、最後までただ1つのみ存在します。ユーザレベルでのインスタンスの作成、破棄はできません。


Members

STRING version
topazのバージョンを"1.00 β11"のようにテキストで表示します。このメンバはread onlyです。

 
INT versionnumber
topazのバージョンを表示します。バージョンが"1.00 β11"の場合、10011が返されます。バージョンが"1.00"の場合は10099が返されます。このメンバはread onlyです。

 
DOUBLE mag
ビューアで表示するときの画面の倍率を指定します。標準の倍率は1.0です。

 
STRING graphname
グラフの名前を与えます。通常この名前がファイルの保存時のファイル名になります。

 
INT offset_x
ビューアで表示するときの横方向のグラフ全体のシフト量を1/20point単位で与えます。

 
INT offset_y
ビューアで表示するときの縦方向のグラフ全体のシフト量を1/20point単位で与えます。

 
INT papersize_x
ビューアで表示するときの用紙の横方向サイズをを1/20point単位で与えます。

 
INT papersize_y
ビューアで表示するときの用紙の縦方向サイズをを1/20point単位で与えます。

 
INT autoscalemargin
オートスケールを行なうときのマージン量を%単位で与えます。

 
INT currentframe
カレントのframeインスタンス番号を指定します。インスタンス番号とは古いインスタンスから順に0を開始値として付けた番号のことです。

 
BOOL updated
グラフ全体が更新されているかどうか示します。

 

Methods

VOID paintall HANDLE
ファイルハンドルHANDLEへグラフイメージを出力します。グラフイメージ出力前にpreout、出力後にpostoutが実行されます。

 
VOID paint HANDLE
ファイルハンドルHANDLEへグラフイメージを出力します。paintallと異なりpreout、postoutは実行されません。

 
VOID preout HANDLE
ファイルハンドルHANDLEへグラフイメージを出力するための、前処理(描画中断処理の設定、用紙サイズ、bounding box、表示倍率、表示位置などの情報の送出)を行ないます。

 
VOID postout HANDLE
ファイルハンドルHANDLEへグラフイメージを出力するための、後処理(描画命令、フラッシング情報の送出)を行ないます。

 
VOID drawpaper HANDLE
ファイルハンドルHANDLEへ用紙の情報を送ります。

 
VOID setbbox HANDLE
ファイルハンドルHANDLEへ全てのオブジェクトのBouding boxの情報を送ります。

 
VOID gropen STRING
STRINGで指定されるファイル名のグラフファイル(Topazファイル)をロードします。現在編集中のグラフは全て消去されます。

 
VOID grappend STRING
STRINGで指定されるファイル名のグラフファイル(Topazファイル)を現在編集中のグラフに追加します。

 
VOID grsave STRING
STRINGで指定されるファイル名で、グラフファイル(Topazファイル)を保存します。

 
VOID delete (STRING1, STRING2)
STRING1="frame"でなければなりません。STRING2に指定されたインデックスを持つ"frame"を削除します。このインデックスに$_SELを指定すると、選択されているframe、$_ALLを指定すると、全てのframeが削除されます。

 
INT new STRING
STRINGは"frame"でなければなりません。このメソッドにより、1つの"frame"が生成されます。戻り値は、新しく生成された"frame"のインデックスに1を足した整数です。

 
VOID flushselect STRING
STRINGは"frame"でなければなりません。"frame"の選択状態を全て解除します。

 
INT length STRING
STRINGは"frame"でなければなりません。graphオブジェクトの子として生成されている"frame"の数を返します。

 
VOID top (STRING, INT)
STRINGは"frame"でなければなりません。INTで指定されたインデックスを持つ"frame"が、画面上で最上位になるようにインデックスを変更します。STRING2が$_FSLの場合、選択されている"frame"のうち、最も小さなインデックスを持つ"frame"が画面上で最上位になるようにインデックスが変更されます。

 
VOID up (STRING, INT)
STRINGは"frame"でなければなりません。INTで指定されたインデックスを持つ"frame"が、画面上で一段上になるようにインデックスを変更します。INTが$_FSLの場合、選択されている"frame"のうち、最も小さなインデックスを持つ"frame"が画面上で一段上になるようにインデックスが変更されます。

 
VOID down (STRING, INT)
STRINGは"frame"でなければなりません。INTで指定されたインデックスを持つ"frame"が、画面上で一段下になるようにインデックスを変更します。INTが$_FSLの場合、選択されている"frame"のうち、最も小さなインデックスを持つ"frame"が画面上で一段下になるようにインデックスが変更されます。

 
VOID bottom (STRING, INT)
STRINGは"frame"でなければなりません。INTで指定されたインデックスを持つ"frame"が、画面上で最下位になるようにインデックスを変更します。INTが$_FSLの場合、選択されている"frame"のうち、最も小さなインデックスを持つ"frame"が画面上最下位になるようにインデックスが変更されます。

 
VOID copy (STRING, INT1, INT2)
STRINGは"frame"でなければなりません。INT2で指定されたインデックスを持つ"frame"を"frame"の子オブジェクトを含めて、INT1で指定されたインデックスを持つ"frame"にコピーします。INT1あるいはINT2が$_FSLの場合、それぞれ選択されている"frame"のうち最小のインデックスになります。但しINT1及びINT2に同時に$_FSLを指定できません。

 
INT selectednumber VOID
現在選択されている"frame"の数を整数で返します。

 
STRING getframetypename INT
整数値で与えられた"frame"の形状を文字列で返します。

 
0: box
1: x-y
2: independent

 
STRING getlinestylename INT
整数値で与えられた線の形状の形状を文字列で返します。
0: solid
1: dash
2: longdash
3: shortdash
4: -*-
5: -**-
6: dot
7: null

 
STRING getlinecapname INT
整数値で与えられた線端形状を文字列で返します。
0: butt
1: round
2: projecting

 
STRING getlinejoinname INT
整数値で与えられた線の接続形状を文字列で返します。
0: miter
1: round
2: bevel

 
STRING getlineinterpolationname INT
整数値で与えられた線の接続方法を文字列で返します。
0: polylne
1: closed polyline
2: spline
3: Pspline
4: closed Pspline
5: Bspline
6: closed Bspline

 
STRING getfillestylename INT
整数値で与えられた塗りつぶしの方法文字列で返します。
0: solid
1: null

 
STRING getcolorname (INT1, INT2, INT3)
(red, blue, green)=(INT1, INT2, INT3)で指定される色の名前を文字列で返します。INT1からINT3は符号無し16ビットの整数値です。

 
STRING getscalingname INT
整数値で指定される座標軸のスケーリングの方法を文字列で返します。
0: linear
1: log
2: inverse
3: log (linear)
4: inverse (linear)

 
STRING getcommentlineactionname INT
INTで指定される数値読み込み時のコメント行の処理方法を文字列で返します。
0: abort
1: ignore
2: separate

 
STRING getlabelparityname INT
INTで指定される座標軸の数値ラベルのパリティを文字列で返します。
0: plus
1: minus

 
STRING getlabelcpparityname INT
INTで指定される座標軸交点数値ラベルのパリティを文字列で返します。
0: zero
1: plus
2: minus

 
STRING getlabelformatname INT
INTで指定される座標軸数値ラベルのフォーマット方法を文字列で返します。
0: null
1: decimal
2: exp.

 
STRING getpartsname INT
INTで指定されるパーツのタイプを文字列で返します。
0: text
1: line
2: polyline
3: rectangle
4: ellipse
5: cutline

 
STRING gettextfacename INT
INTで指定されるテキストの欧文フォント名を文字列で返します。
0: Times-Roman
1: Times-Bold
2: Times-Italic
3: Times-BoldItalic
4: Helvetica
5: Helvetica-Bold
6: Helvetica-Oblique
7: Helvetica-BoldOblique
8: Courier
9: Courier-Bold
10: Courier-Oblique
11: Courier-BoldOblique
12: Symbol

 
STRING gettextjpfacename INT
INTで指定されるテキストの日本語フォント名を文字列で返します。
1000: Times-Roman
1004: Times-Bold

 
STRING getlinearfitfunctionname INT
INTで指定されるlinear fitの試行関数を文字列で返します。
0: 0-poly.
1: 1-poly.
2: 2-poly.
3: 3-poly.
4: 4-poly.
5: 5-poly.
6: 6-poly.
7: 7-poly.
8: 8-poly.
9: 9-poly.
10: 10-poly.
11: A*exp(B*x)
12: A*logx + B
13: A*x^B
14: A*B^x

 
STRING getdatasearchpathname INT
INTで指定されるデータのサーチパスの指定方法をを文字列で返します。
0: absolute
1: current

 
STRING getmarkertypename INT
INTで指定されるマーカのタイプを文字列で返します。
0: null
1: square
2: triangle
3: rev. triangle
4: diamond
5: circle
6: cross
7: diag. cross
8: vertical area
9: horizontal area
10: vertical bar
11: horizontal bar
12: vertical step
13: horizontal step
14: vertical bar2
14: horizontal bar2

 
STRING gettickdirname INT
INTで指定される目盛の方向を文字列で返します。
0: null
1: out
2: in

 
STRING gettickdirname INT
INTで指定される目盛の方向を文字列で返します。
0: null
1: out
2: in
3: both

 
STRING gettickdirname INT
INTで指定される目盛の方向を文字列で返します。
0: null
1: out
2: in
3: both