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Linux MLD 6
[Linux Media Lab. Distribution Release 6]
動作環境 AT互換機(Windows 95/98/Me/2000/XP搭載機)
ジャンル OS(オペレーティングシステム)
価 格 13,800円 (消費税込 14,490円)
発売日 2002年3月22日

【MLD6の特長】 【パッケージ内容】 【対応機種】 【対応デバイス】 【動作環境】
【インストール・ガイド】 【スクリーンショット】



Linux MLD は簡単さを競う他のディストリビューションとは一線を画し、 Windows のアプリケーション感覚で、事前準備なしに 自動インストールすることができます。 既存のシステムに影響を与えることなく、高速にインストールできる、 安全・安心な Linuxディストリビューションです。

Linux MLD 6の概要

《全自動インストール》
◇Windowsのファイルシステムにも、パーティション切り直し不要で、 ただちに自動インストール可能。 NTFSにも対応
◇ルートファイルシステムを最大4GBまで指定可能
※ext2へのインストールは、一部手動設定があります。
《最新のLinux環境》
◇Kernel 2.4.17 & Glibc 2.2.4 & XFree86 4.1.0 による最新のLinux環境を提供
◇強化されたPlug & Play機能
◇USBマウス、USBキーボード、USB FD、USB LANの動作を確認済み
◇PCMCIA無線LANカードをサポート
《優しい日本語環境》
◇Windows環境に近い外観と操作性を持つ日本語変換ソフト [ATOK X]
◇MS明朝/MSゴシック互換の見やすいフォント [リコーTrueTypeフォント]
◇i18n(国際化機能)を利用した日本語の入出力
◇インストール直後から、設定不要ですぐに日本語が利用可能
《RedHat7.2ベース》
◇世界中のRedHat7.2用のRPMを利用可能


「Linux MLD 6」の特長

1. 手間いらずの 全自動インストール

【FATへのインストール】
パーティションの切り直しが不要。各種デバイスの認識は全自動であり、 X Windowまで簡単に立ち上げ。 インストールの所要時間はCD-ROMドライブの速度等によるが、 最近の機種では数分で終了。Windows XPからもFAT、NTFSへインストール可能

【ext2へのインストール】
空いているパーティションがあれば、 ext2へもらくらくインストール(一部手動設定あり)

2. ネットワーク経由でもインストール可能
Windowsから他のパソコンのCD-ROMドライブが認識できれば、 ネットワーク経由でFAT、NTFSへのインストールが可能
3. 多彩なブート方式をサポート
4種類のブート方式をサポート。環境・状況に応じた方法を選択可能

(1) フロッピーディスクから安全確実にブート(Windows 95/98/Me/2000/XP)
(2) NTLOADERのブートメニューから起動(Windows 2000/XP)
(3) WindowsのMS-DOSモードからブート(Windows 95/98)
(4) ハードディスク(GRUB)からブート(Windows 95/98/Me)

機種によっては、Windows 95/98の画面でアイコンをクリックするだけで X Windowまで立ち上げ可能(OSをWindowsからLinuxに切り替え)

4. FAT、NTFSでもext2に匹敵する処理性能を実現
loopデバイスにブロックのremapを実装し、ext2とほぼ同等のディスクアクセス性能を実現
5. ユーザーに優しい日本語環境
ATOKのユーザーインターフェイスをそのままLinuxで利用できる日本語変換ソフト[ATOK X for Linux]を搭載
MS明朝/MSゴシック互換の見やすいフォント[リコーTrueTypeフォント](2書体)に加え、文書作成などにご利用いただける[DynaFont](5書体)も標準でインストール
Glibc 2.2.4で強化されたi18n(国際化機能)を利用した日本語の入出力
rxvt、kterm、xtermなどターミナルのキーバインド統一、bashなどUNIX基本ツール類の日本語対応
アスキー pTeX 3 による最新日本語TeX環境 (奥村晴彦先生監修)
6. ポイントをおさえた導入マニュアル
本製品のインストールと運用に必要な情報を過不足なく盛り込んだ、使いやすい導入マニュアル付き
7. ビデオカードなど各種デバイスを自動認識
インストール時に、各種カードや周辺機器を自動認識。ISA PNPカード(Sound Blaster、モデムカードなど)も自動認識可能。AGPカード、ノートPC用を含む最新のビデオカードにも対応
8. ノートパソコンへの対応を強化
fbの採用により、「Xのドライバがまだ安定しない」「ネイティブなXドライバがまだ存在しない」ビデオチップでのX起動可能性が向上

MLD5とMLD6の主な相違点

◇Windows 2000/XP対応
NTLOADERのブート選択画面から Linuxを選んで起動が可能です。
〈MLD5:Windows 95/98/Me/NT/2000 → MLD6:Windows 95/98/Me/2000/XP〉
◇インストール可能なファイルシステム
Windows 2000/XPでは、新たにNTFSに対応しました。
〈MLD5:FAT、ext2 → MLD6:FAT、NTFS、ext2〉
◇インストール領域
カーネル2.4に採用されたLVMの機能を使うことで、 4GBまでの領域をLinuxの領域に割り当てることができます。
〈MLD5:1GB〜2GB → MLD6:1.5GB〜4GB〉
◇標準インストール
デスクトップ環境 〈MLD5:GNOME 1.2 → MLD6:GNOME 1.4〉
Webウェブブラウザ 〈MLD5:Mozilla → MLD6:Galeon、Mozilla〉
◇最新のカーネル2.4を採用
カーネル 〈MLD5:2.4-test → MLD6:2.4.17〉

Kernel 2.4.17、Glibc 2.2.4、XFree86 4.1.0による最新バージョンの組み合わせにより、次の機能が強化されました。
  ・ノートPCの液晶自動認識率が大幅に向上
  ・メモリの64MB以上の自動認識率の向上
  ・カードバス認識率が大幅に向上
  ・USB機器のサポートが拡充(LAN、FDドライブも可能)
  ・その他、高速な3D描画、マルチディスプレイ、…など

謝辞

Linux MLDは様々なオープンソースコミュニティーの成果をもとに作成されており、関係者の皆様に感謝いたします。


動作環境(インストーラ、Linux、X Window)

CPU
PentiumII 266MHz以上のCPUを搭載し、Windows 95/98/Me/2000/XPが動作するAT互換機
メモリ
128MB以上
HD空き容量
空き容量1.5GB以上(圧縮ドライブは不可)
X Window上でGNOMEを快適に利用するための推奨環境
CPU:PentiumIII 500MHz以上/メモリ:256MB以上

※CD-ROMドライブが必要です(Windowsがネットワーク経由で認識できるドライブでも可)。
※USBのFDDは起動できない場合があります。
※PC−98シリーズには対応していません。
※利用可能なカードや周辺機器には制限があるのでご注意ください(詳しくは「対応デバイス一覧」をご覧ください)。

パッケージ内容

[標準でインストールされるアプリケーション]
◇GNOME、ATOK X、Canna、Galeon、Mozilla、Sylpheed、GIMPなどを標準でインストール
◇別CD-ROMから、KDE2、Enlightment、FreeWnn、TeX、postgresql、gcc、…などもインストール可能
[主なソフトウェアのバージョン]
◇Kernel 2.4.17 ◇Glibc 2.2.4 ◇XFree86 4.1.0 ◇GNOME 1.4 ◇KDE 2.2.2 ◇gcc 2.96 ◇teTeX 1.0.7 + pTeX 3.0.1
[主なパッケージ内容]
CD-ROM・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6枚
Disc1 : Installer(Windows用)
Disc2 : Installer(ext2用)
Disc3 : Free Software1
Disc4 : Free Software2
Disc5 : Source Code1
Disc6 : Source Code2

マニュアル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1冊

標準インストールされるパッケージ 一覧
追加インストール用パッケージ 一覧



デバイス確認版
MLD6のインストール、起動、X Windowの動作までを確認できる、確認版を弊社ftpサーバーに準備しました。インストール方法など詳しくはデバイス確認版のページをご覧下さい。

ノートPC及び液晶デスクトップPCではビデオチップがXFree86によってサポートされている場合でもX Windowが正しく動作しない場合があります。下記の対応機種に載っていない場合や今までX Windowが動作していない場合にはデバイス確認版での動作確認をおすすめします。



対応機種(ノートPC及び液晶デスクトップ動作確認機種)
機種によっては設定が必要です。 ※で表示してありますので必ず注意事項をお読み下さい。
デスクトップ機につきましてはご利用になっているビデオカードやSCSIカード等を 「対応デバイスメーカー及び機器名称」で確認して下さい。

メーカー名 動作確認機種
CASIOFIVA(MPC-216XL)
シャープメビウス(PC-FS1-C1,PC-GP1-C1M,PC-MJ-760C,PC-RJ970R)
SONYVAIO(PCG-SRX3)
DellInspiron(5000e)
東芝DynaBook(T4/410PME,T4/495CME,T3/410PME,V4/493PMHW), DynaBook-SS(M3/275PRM,M3/275PRH)
日本IBMThinkPad(240X)
富士通BIBLO(NB9/95, NE9/1130M, MG9/850M),DP(C9/160L,M9/1609T,CE9/100L,CE9/120SLT)
(注)上記機種の確認はXの起動までです。 また内蔵モデムがWinモデム(HSPなど)の場合には残念ながらLinuxでは使用することが出来ません。
(注)上記機種に於いてもWindows95/98/Me/2000/XPが正常に稼動していない場合、 及び購入後一部デバイス (ドライバー)を変更した場合等は自動インストールが出来ないことが有ります。

対応デバイスメーカー及び機器名称

デバイス名 対応機器名称
ビデオカード&チップ ATI (3DproTurbo, Xpert98, XpertXL, Xpert@play),
Diamond(Viper 550, 770),
Matrox (Millennium, Millennium II, Mystique, MillenniumG200, ProductivaG100, MillenniumG400,G400MAX,G400DualHead, G450),
ATI (Mach64, 264CT/ET/VT/VTB/VT3, 3D Rage, 3D RageII/II+/IIc, 3D Rage Pro, 3D Rage Pro turbo, 3D Rage LTPro, 3D Rage LT Pro AGP, 3D Rage Mobility-P, 3D Rage Mobility-M, Rage128, Mobility128, RADEON, Rage128 ULTRA, RADEON Mobility),
Cirrus (CLGD7543, 7548, 5440, 5446, 5462, 5464, 5465, 5480),
S3 (ViRGE/VX, DX, GX, Savage MX, Savage IX, Savage 2000, Savage 4),
VIA (KM133),
Chips & Technologies (65545, 65540, 65550, 65554, 65555, 65548, 69000),
Trident (9382, 9385 ,9385-1, 9388, 9397,9525dvd, Cyber9525/DVD, CyberBlade i7, CyberBlade i1, CyberBlade ai1/ai1d, CyberBlade XP/XPm),
NeoMagic (NM2160, NM2097, NM2093, NM2200, NM2070, NM2090, NM2380, NM2360),
Nvidia (Riva128, Riva128ZX, Riva TNT, TNT2, TNT2 Ultra, VANTA, Vanta Ultra, GeForce 256, GeForce DDR, GeForce 2 GTS, GeForce 2 Ultra, GeForce2MX, GeForce3),
3DLabs (Permedia2, Permedia2V, Permedia3),
Intel (i740, i810,i810DC100, i810e,i810-DC100, i815, i815e, i815em),
3Dfx (Voodoo Banshee, Voodoo3, Voodoo5),
SiS (5597, 5598, 530, 620, 630, 300, 6326)
SMI (LynxEM, LynxEM+, LynxEM4,Lynx3DM, Lynx3DM4, Lynx3D)
SCSI カード Adaptec (2940/U/AU/UW, AHA-2940U2W,AHA-2930U, AHA-2930U2, AHA-3950U2),
TEKRAM (DC390, DC390U, DC390F, DC390U2B, DC390U2W),
Asus (SC-200, SC-875),
Ratoc (REX-PCI30, REX-PCI32, REX-PCI33),
IOI (4204UW, 4206LVD, 9100UW, A100U2W),
Diamond (Fireport20/40),
メルコ (IFC-WPS, IFC-USP)
LANカード NE2000および互換カード,
3Com (3C509, 595, 900, 905, 905B, 905C),
Intel (EtherExpress Pro 100B, 100+, 100S, 82557, 82558, 82559),
SMC (9332, EtherPowerII9432PCI),
DEC (21040, 21041, 21140, 21142, 21143),
Realtek (8019, 8029, 8129, 8139),
アライドテレシス (LA100-PCI,LA100-PCI-T V3),
AMD (79C970 'lance'),
メルコ (LGY-PCI-TXR),
Laneed(LD-10/100AL),
VIA (86C100A,VT6102)
PCMCIA SCSIカード Adaptec (APA-1460, APA-1480),
Ratoc (REX-5536, REX-9530),
IBM SCSI,
メルコ (IFC-SC2, IFC-DC),
Pioneer (PCP-PR2W),
Panasonic (KXL-810AN付属SCSIカード),
SONY (PRD-650, PSC-2401)
PCMCIA IDEカード アイ・オー・データ機器 (PCIDE-II),
IBM (8105PA),
TEAC (IDE Card/II)
PCMCIA LANカード 3Com (3C589, 3CCFE575),
TDK (LAC-CD021AX, LAK-CB100AX),
アイ・オー・データ機器 (PCLA/T, PCLA/TE),
富士通 (FMV-J181, FMV-J182, FMV-J182A),
アライドテレシス (CentreCOM CE6001, LA-PCM, LA-PCM-TV3),
メルコ (LPC-TJ, LPC-TS, LPC2-T),
Ratoc (REX-9822, 5588A/W, REX-R280),
CyQ've (ELA-010, ELA-100),
Laneed (LD-CDS)
PCMCIA無線LANカード メルコ (WLI-PCM-L11)
コレガ PCC-11
PCI GW-NS110
USB LANアダプタ メルコ LUA-TX,
コレガ (FEther USB-TX),
PCI (UE-100TX)
USB フロッピー YE-DATA (FlushBuster-U),
TEAC (FD-05PUB)
USB プリンター EPSON (LP-1900,PM-770,PM-2200)
HP (Deskjet 955C)
マウス(USBも対応) PS/2,
Microsoft serial,
Mouse Systems,
Logitech
キーボード(USBも対応) 106/109日本語キーボード,
101/104英語キーボード
※ 対応デバイス一覧は、弊社内のパソコンでの動作確認テストをもとに作成したものであり、これらのデバイスを搭載した機種での動作を保証するものではありません。
※(USBも対応)については、機種によってはまだ安定していないものもあります。

ご注意
※ 本製品に関する個別サポートは行なっておりません。
※弊社では、ユーザー間の情報交換の場としてメーリングリストを運営しています。メーリングリストに寄せられた質問からFAQなどを作成し、弊社ホームページにて随時公開します。
※ 弊社では、X Window Systemが立ち上がるまでの動作確認機種および対応デバイス一覧などの最新情報について、弊社ホームページ(http://www.mlb.co.jp/)でご案内しています。動作確認機種でも、Windows95/98/Meが正常に稼動していない場合や、購入後に周辺機器やデバイスドライバを追加・変更した場合などは、正常に動作しない場合があるのでご注意ください。
※ 本製品を運用した結果の影響に関して、弊社は一切責任を負いかねますので、ご了承ください
※ 本製品の内容は予告なく変更することがあります。
※ 製品名、商品名および社名は、各社の登録商標または商標です。

【スクリーンショット】